当社のアライメント調整はコンピューター式ではなく、従来からあるトーインゲージ及び
キャスター&キャンバーゲージを使用しています。
そのメリットとデメリットはこちら
コンピューター式 | 手動式 | |
@作業料金 | × | ◎ |
A作業時間 | × | ○ |
B精密度 | ○ | △ |
C再測定 | △ | ○ |
D見た目 | ◎ | × |
@とAについて
コンピューター式のアライメントテスターは導入に数百万もかかりますので、
原価を取り戻すために作業料金は当然高額になります。
それに比べてゲージ等の機材代がはるかに安い手動式では、低料金にて
測定&調整が可能です。
さらに最近の車の多くはフロントのみしか調整箇所がない構造になっています。
しかしテスターの構造上、4輪とも測定しなければならないコンピューター式は
前後別々に測定できる手動式と比べて作業時間もムダに長くなり、必然的に
料金が割高となってしまいます。
Bについて
精密さを比べるとやはりレーザーで0.1mm以下の単位で測定して計算される
コンピューター式が上となりますが、レーザーが内蔵されるセンサー本体の
精度が落ちていた場合、作業者は画面に出ている数字のみを信用してしまい
間違った調整をされる場合があります。
センサーの誤差は取り付ける作業者の手と、センサー自体の日常メンテナンス
の状態に委ねられます。
手動式の場合、測定単位は0.5mmと少し大まかとなり距離計と角度計を用いて
数字を出しますが、作業者が目盛りを読み間違えたりゲージのセットが不完全な
場合に誤差が生じます。
最終的にはパソコンに数値を入力してコンピューターが計算しますので、
そのあたりはどちらも変わりません。
要はセンサーが測るか人間が測るかの違いです。
Cについて
コンピューター式は片方のみの測定でもセンサーを4輪に取付けしなければならず、
セットに時間がかかるので、調整して試運転後に違和感があってももう一度センサー
を取り付けるのは時間もかかり面倒です。
手動式は前後別々で、それぞれ数分で測定できるため「何か変??」と思ったらすぐに
再測定が可能です。
Dについて
作業時の見た目はやはりコンピューター式が最高です。
各ホイールに大きなセンサーを取り付けして、物々しい雰囲気にオーナーは満足します。
それに比べると、ゲージと糸などを使用して調整している作業風景は不安を感じる方も
いるかも知れません。
もしコンピューター式がご希望の方はお申し付け下されば、下請けのショップにて
作業も可能です。
料金は測定と調整料込で¥19000〜です。
※車種により異なりますので詳しくはお問合せください。
長文お読みいただきありがとうございました。